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宮城県 シカ行動調査:ANIMAL MAP導入例-4

2019年07月19日

宮城県にて、シカ被害について行動調査のために、シカ用GPS首輪GLT-03を装着しています。地元の大学様が、GPS首輪GLT-035台と動物位置情報システムANIMAL MAP(基地局AM-011基、ダウンロード用スマートフォンGL-LinkManager21台)を導入し、シカの生態や行動域を明らかにする目的で、シカにGPS首輪を装着して調査を継続的に行っています。

 

基地局を牧草地帯に設置しています。牧草が繁茂しているため、基地局周辺には牧草が生えてこないように防草シートを敷いています。

 

ANIMAL MAPを導入することによって、現地へ行くことなく最新のシカの位置情報や行動を知ることができます。

※画像はイメージです。

 

基地局との通信圏外にシカが移動してもダウンロード用スマートフォンでもれなくデータは回収できます。ダウンロード後は、スマホが自動で 動物位置情報システム ANIMAL MAP へマッピングします。(3G/4G圏外の時は、通信圏内へ移動した時に GL-Link Manager2 が自動でアップロードする)GISアプリを用いなくても、PCやスマホのWebブラウザを介して、シカの位置をANIMAL MAPで確認できます。

 

得られた行動域の分析により、シカの特性を理解して、捕獲や防護柵設置の計画などを行うことが可能になります。

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