CIRCUIT DESIGN, INC.動物行動調査用テレメトリー発信器

獣被害対策用GPS首輪発信器 GLT-02

安心の老舗、創業50年の無線機器メーカーがつくる「サル被害対策向け」の首輪型の獣害対策用GPS発信器 GLT-02 を紹介させてください。

木々など障害物が多い中山間部でも安定して無線が飛ぶのが150MHz帯の特徴で、サル被害対策用GPS首輪発信器にも利用されています。もちろん、国内電波法に準拠しています。サル被害対策のための行動調査は、かんたんではありません。

獣害対策用GPS首輪発信器を使うことで位置情報の取得が大幅に効率化しますが、獣害対策は、机上で行動調査データが得られただけでは、何も解決しないのが実情です。

獣害対策を成功に導くためには…

当社は製品の販売を通じて、ニホンザル被害対策についてのアドバイスや、住民への説明会も行っております。お困りの自治体のご担当者様向けに、上記のようなガイドブックを無料で差し上げております。お気軽に、ご請求、お問い合わせください。

ニホンザル被害って誰に相談していいかわからない。そんなあなたはご連絡ください。被害把握の仕方、目標の立て方、実施計画の立て方、住民への協力依頼の仕方、発信器を使った対策の仕方など相談にのります。

他社製品との仕様比較

	GLT-02	他社製品
GPS測位機能	○	○
ビーコン発信	○ サルの追い払い対策に利用。地域で複数の首輪を装着しても、首輪ごとのIDにより群れの識別ができる。リアルタイムなGPS位置情報を取得する時に利用可能。	×
電波法適合規格	ARIB STD-T99	LTE-M
データダウンロードの簡便さ	△ 基地局を設置することで、GPS首輪が測位するごとに位置情報データの自動更新が可能。 GPS測位ごとにデータ更新ができるうえ、携帯網に直接データ送信するよりも少ない消費電力でGPS首輪の運用が可能＝GPS首輪の電池の長寿命化を図れる。	○ 携帯電話網へ自動送信
脱落機構	○ 無線機械式。任意のタイミングで外せる。動物保護の観点から、非火薬方式を採用し、遠隔操作にて脱落可能。 脱落させた後の首輪の回収、環境問題にも配慮し、脱落後もビーコン発信を続ける安心設計。	△ 繊維の劣化で切れる機構あり
電池寿命	約2.5年 GPS測位12回/1日, サーバへのデータ送信12回/1日 他社製と同条件でも、さらに当社製は、リアルタイム探索に利用できるビーコン電波を6時間発信できるうえ、長期間の運用が可能 電池寿命計算ツール	約1年（太陽光発電なしの状態） GPS測位12回/1日, サーバへのデータ送信1回/1日

リアルタイム性の高い獣害対策が可能

当社の動物位置情報システムANIMAL MAPを利用し、サルの追い払い活動などを行う時、サルの現在位置をすぐに知りたい時に、リアルタイムな位置情報の取得が可能です。

GPSによる正確なサルの位置が分かるのはもちろん、さらに獣害対策用GPS首輪発信器より発せられるビーコン電波の発信音を頼りにサルの探索もできるので、ビーコン電波受信専用機（LR-04を2024年末にリリース予定）があれば、インターネットのシステムを使わずとも、サル追い払いなどの活動に利用可能です。

また基地局（AM-01, AM-02）を導入することで、データ取得の労力をゼロにすることができ、かつ、よりリアルタイム性の高い行動調査が可能です。自治体から住民へ向けた出没情報の提供には、リアルタイム性はとても重要です。

たとえば、サルの位置情報を見るだけのアカウントを発行すれば、スマホやPCのWEBブラウザで閲覧できるシステムなので、特別なアプリは必要ありません。また、わずらわしい細かい管理者権限などの設定の心配もなく、自治体の住民サービス（サルの位置情報提供サービス）として、被害対策活動にもご活用いただけます。

全国の100以上の自治体へ納入実績あり = 信頼の証です

首輪型獣害対策用GPS発信器 GLT-02は、2015年から発売をしているロングセラーな製品です。防水、耐久性、電池寿命など性能実績には歴史があり、信頼性が高いのも特徴です。

3Dプリンタ筐体ではなく、金型を起こして、しっかり筐体設計をしてあるので、過酷な自然界の中で動物がどんな行動をするかわからない中、筐体の堅牢性、防水性が担保されています。

当社の首輪型獣害対策用GPS発信器は、過去の経験を活かし、その点の堅牢性を重視して、ISO9001品質マネジメントシステムに基づいた工業製品としてリリースをしています。

農林水産省 ICT活用 機器情報でも紹介されており、国からの補助金対象の製品でもあります。リンク先をご参照ください。(5.生息管理 カメラ以外の項目）

任意のタイミングで脱落をさせる機構あり = 動物保護、環境配慮に留意

動物保護、環境保全の観点より、電池寿命が近づいたら、遠隔で脱落させる無線機械式の脱落機構を装備しています。脱落の成否を遠隔より確認することも可能です。

基地局設置の利点は？

携帯電話網の外にサルがいる場合でも、携帯電話網へ基地局を利用することにより、データ取得の労力をゼロにすることができます。かつ、4〜6kmの通信距離が確保できるため、リアルタイムに位置情報を受信でき、動物位置情報システムANIMAL MAPとの連携がスムーズになります。

基地局があることで、獣害対策用GPS首輪が測位するごとにデータ更新が可能になります。GPS測位ごとにデータ更新ができるのは、携帯網に直接データ送信する他社製のGPS首輪より、少ない消費電力でGPS首輪を運用できます。つまりはGPS首輪の電池消耗を抑え、長期間のサルの追跡が可能となります。

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