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イシガメ生態調査にサーキットデザインのビーコン発信器LT-03-7を活用いただいています!

2021年05月21日

株式会社自然回復 様が行っているイシガメ生態調査(テレメトリー調査)に、当社のビーコン発信器LT-03-7を活用いただいています!

 

日本の固有種であるイシガメ(写真上、和名:ニホンイシガメ)は、近年、生息域となる湖沼周辺の環境破壊や外来種のアカミミガメとの競合により、各地域で生息数が減少しています。自然回復 様は、イシガメをはじめとする淡水ガメの行動調査や外来種の駆除、市民への啓もう活動を精力的にされています。

 

 

自然回復様ではイシガメの行動調査に弊社のヤマネコ用発信器 LT-03-7をご使用いただいています。発信器をエポキシパテで保護してから、甲羅に直接水中ボンドで接着しています。

 

 

 

行動調査にはテレメトリー調査といって、発信器からの電波を専用受信機で受信し、電波の強弱から発信器を付けたイシガメの方向を判断します。そうすることで目視では見つけることが困難なイシガメを追跡することができます。

 

 

時には、険しい藪をかき分けて探すこともあります。

 

 

自然回復 様曰く、

「イシガメは、藪の中に入ったり、池の深場や田んぼにいたり、腐葉土の中に埋まっていたり、いろいろな環境で発見されます。イシガメが里山の陸場と水場の両方を利用しているということは過去の知見でも分かっていたことではあるのですが、行動調査を行うことで、罠による捕獲だけでは分からない情報を多く得られます。追跡はなかなか大変な作業ですが、発信器など利用しながら進めていきたいです。」

とのことです。

 

サーキットデザインでは、さまざまな動物用ビーコン発信器を取り揃えています。ご興味のある方は、どのような動物に付けたいか、どのような調査を行いたいか、お気軽にご相談ください。

 

(株)サーキットデザイン 営業部 動物トラッキンググループ 瓜生(ウリュウ)
TEL. 0263-82-1024

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