この度、静岡県森林・林業研究センター様とシカ用のGPS首輪を共同開発し...
シカ用GPS首輪の自動装着に、全国で初めて成功しました。
近年、ニホンジカの数が増えており、農林業への被害だけでなく高山植物などへの影響も深刻化しています。国はニホンジカの捕獲を支援しており、捕獲した後のジビエの利用拡大にも取り組んでいます。
効率的に捕獲するためには、GPS首輪による行動域の調査が有効です。しかし、GPS首輪を装着するためには麻酔銃や罠が必要で、それらの不確実性や費用などの問題から、GPS首輪の普及にはまだまだ課題があります。
この自動装着の成功で、シカへのGPS首輪装着のハードルが下がることで、シカ対策ツールとして普及が期待されます。