下記項目をよくお読みいただき、オーダーシートに必要事項をご記入の上、ご提出ください。
ご不明な点がございましたらお気軽にご相談ください。
目次
各製品ページの電池寿命計算ツールをご参照ください。
ご希望の、一日のGPS取得回数、ビーコン送信間隔(秒)、ビーコン発信時間(時間)をご入力ください。想定される電池寿命を算出します。
動物へ装着時に、GPSユニット部分ができるだけ天頂方向へ向くように、首輪サイズをお選びいただき、長さを調整して下さい。
ニホンザルにはMサイズを推奨しています。アライグマやタヌキなどに装着する場合は、装着動物の首周りをよくご確認の上、適切なサイズをお選びください。
ニホンジカにはSサイズ、エゾシカにはLサイズを推奨しています。装着動物の首周りをよくご確認の上、適切なサイズをお選びください。
弊社のGPS首輪発信器は、シリアルナンバーにより個体識別できますので、同一チャンネルで運用可能です。
使用するGPS首輪発信器の台数にかかわらず、お好きなチャンネルをお選びください。
基地局を使用する場合は、あらかじめ決められた基地局の受信チャンネルと同じチャンネルを設定してください。基地局とチャンネルが異なるGPS首輪発信器は、基地局では通信を行うことができません。
GPS首輪発信器はGPS設定を行うことで、位置情報の取得のしやすさや位置情報を調べたい時間を設定することができます。
各設定や、位置情報を調べたい月・曜日・時間・1時間中のGPS測位回数を選択してください。
目的に合わせて測位時間を設定してください。
生息域の調査
長期間における泊り場や移動経路といった詳細な生息域を調べるために、日の出から日没までの位置情報を取得することをおすすめします。夜間については、サルは寝ているので、多くの位置情報を取得する必要はございません。
例)6時、8時、10時、12時、14時、16時、18時、20時
追い払い
効率的に追い払いができるように、泊り場や早朝の動き出す場所などを調べるために、日中はもちろん日没頃や日の出頃の位置情報をできるだけ細かく取得することをおすすめします。地域で追い払いの時間など決まっていれば、直前の位置情報を所得することで効率的に追い払いができます。
例)4時から20時まで30分毎
GPS首輪発信器が、測位した位置情報を有効な位置情報※として記録する際に最低限必要なPDOPの値になります。
測位した位置情報のPDOP値がこの値より高い場合は、GPS首輪発信器が無効と判断し位置情報を記録しません。PDOP(Position Dilution of Precision)は、位置精度劣化度と呼ばれる位置の精度を表す指標です。この値が小さければ位置の精度が高く、大きければ位置の精度が低いことを示しています。
標準設定では、6.0に設定されています。
※有効な位置情報
1回の測位に対して、GPS timeout Aの受信時間までに取得され、かつ設定したPDOPと衛星補足数の条件を満たした位置情報のことです。
GPS首輪発信器が、測位した位置情報を有効な位置情報として記録する際に最低限必要な衛星補足数になります。
測位した位置情報の衛星補足数がこの値より少ない場合は、GPS首輪発信器が無効と判断し位置情報を記録しません。
標準設定では、4に設定されています。
GPS首輪発信器が、1回のGPS測位に対して、GPS最低受信継続時間内に有効な位置情報を取得できなかった場合に、有効な位置情報を取得するまで受信を継続する最大の受信時間になります。
GPSが測位しづらい環境で、GPS最低受信継続時間中には有効な位置情報を取得できない可能性が高い場合でも、GPS timeout Aを標準設定より長くすることで、有効な位置情報数を増やすことができる場合がございます。GPS timeout Aの受信時間内で有効な位置情報を取得できなかった場合は、測位失敗となり位置情報は記録されません。
標準設定では、120秒に設定されています。標準設定より長く設定した場合、電池寿命が短くなる場合がございます。GPS最低受信継続時間より短く設定することはできません。
GPS首輪発信器が、3回連続でGPS timeout Aの受信時間中に有効な位置情報を取得できなかった場合、4回目のGPS測位に対して、有効な位置情報を取得するまで受信を継続する最大の受信時間になります。
GPS timeout BをGPS timeout Aより長くすることで、有効な位置情報数を増やすことができる場合がございます。GPS timeout Bの受信時間中に有効な位置情報を取得できなかった場合は、測位失敗となり位置情報は記録されず、次のGPS測位も最大GPS timeout Bまで受信を行います。
標準設定では、120秒に設定されています。標準設定より長く設定した場合、電池寿命が短くなる場合がございます。GPS最低受信継続時間・GPS timeout Aより短く設定することはできません。
GPS首輪発信器が、1回のGPS測位に対して、最低限継続する受信時間になります。
GPS最低受信継続時間を標準設定より短くした場合、消費電力を抑えることができる場合がございます。
標準設定では、60秒に設定されています。標準設定より長く設定した場合、電池寿命が短くなる場合がございます。GPS timeout A・GPS timeout Bより長く設定することはできません。
GPS timeout Aを標準設定の120秒より長く設定することで、有効な位置情報を取得しやすくなります。
※GPS timeout Aを標準設定より長くした場合、その分電池を消費しやすくなります。お使いいただく環境によっては、電池寿命が想定より短くなることがございます。ご使用にあたってはご注意ください。
位置情報を調べたい時刻に対して、1時間中にGPSを測位する回数になります。
例:設定回数→測位時刻
1→〇時00分
2→〇時00分、〇時30分
4→〇時00分、〇時15分、〇時30分、〇時45分
6→10分毎
12→5分毎
60→1分毎
GPS首輪発信器はビーコン設定を行うことで、ビーコン発信間隔やビーコンの発信時間を設定することができます。
ビーコンの発信時間中はGPS首輪発信器に対して通信を行える時間=現在地表示やデータダウンロードなどを行える時間になります。調査を行う予定がある月・曜日・時間を選択してください。
GPS首輪発信器がビーコンの発信時間中に発信するビーコンの発信間隔です。
ビーコンをもとにGPS首輪発信器を探す場合は、間隔を短くすることで探しやすくなります。
標準設定では、3秒に設定されています。1~5秒の間から0.5秒間隔でお選びいただけます。